人づきあいのレッスン

人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法

人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法

昨日は和田裕美さんの講演会でした。
身振り・手振り・演技・演出など、すごーーく参考になる方でした d(^^)

もちろん、講演内容もすごーーく参考になりました!!感動した!!
メモメモ。

  • 目標設定をして人生を歩んできたわけではない。人生のプランというのは、いろんな作り方がある。転職活動では落ちて落ちて落ちまくった。
  • 営業というのは人の気持ちを創る仕事。クリエイティブな仕事。人のマイナスな気持ちをプラスにする、影響力が必要な仕事。
  • セミナーのホールなんかでも、横に座るときに、ニコっとして感じのよい空気をつくる。これも影響。
  • 3か月、笑顔を続けると、人間関係が変わっていく。
  • 笑顔でも、顔の表情がスッと消えてしまうと、とてもコワい。どっちが継続して続けていくか。

継続力がすべて。

  • 人はありがとうと言われると、自尊心があがる。
  • 部下をおこる、怒鳴るときも部下のそばにいた。部下はマネジメントされたくない。自分は部下と一緒にジャングルを切り開いていくリーダーだった。どうしたら、つながれるかということをよく考えていた。
  • 「(お客さんが取れて)よかったね」 これだけではほめたことにならない。すべて「ありがとう」で返事すべき。文脈を間違えて「ありがとう」って言うくらい (^^)
  • For you 精神と言われても、最初は全然できなかった。
  • いつも1対1で営業している、人とかかわると人の考えていることが分かるようになる。それが怖くなる時期があった。なんで自分がムカつかれているか、すべての背景を考えてみる。そのときに、小説を読んでいる。小説には、人の仕事の顔と家での顔が両方描かれている。
  • 組織をまとめ上げるには良く人の話を聞くことが大切。陰口・ネガティブな感情は組織を壊す。全体の数字をちょっとずつ落とす。1人、2人、ポロポロっとやめていったりする。その時は膝を突き合わせて話し合わなければならない。

自分が「話をしなくても信頼関係でつながってると思ってた」と言ったら、
「違うんです」と言われたことがある。もっと話し合う時間をもつべき!!

  • 自分はポジティブシンキングではない。失敗しても必ずいいところを探そうとしていた(陽転思考) 人というのは感情がベースになっている生き物。和田裕美が好き、と思って本を読むと「やっぱり良かった〜」ってことになる。
  • 「さっきケンカした人とこの人は別人だ」と思う。感情の切り替えは100%できるわけではない。訓練で身に付くもの。
  • カワイイわがままを言うときは、ちょっと体を揺らす感じにする。言い方をフワっとした感じにする。ゆる〜い自分をちょっと見せていく。人間関係にはちょっとユルさが必要。

「これ、健康にイイと思うんですけどね〜」みたいな言い方とか。
空気・間みたいなものがとても重要。

  • 本を書くときは、「教えよう」と思ってない。「伝えよう」と思っている。心がつながりたい。
  • 人との付き合いにおいて、金持ち・権力とか本当に関係ないと思っている。中にはだます人や利用する人が出てきて、傷つくこともある。でもその傷つき度合が良い。なぜなら、経験値がたまって、人を見る目が養われるから。
  • 話している人の「目」を見ることポイント。表情・態度などすべてが人づきあい。「この人雰囲気いいなー」という人を見ながら、自分の頭の中に録画していく。動いている人を見ることがポイント。いいなー、と思ったことを吸収していく。
  • 最近、成果をあげるとか、なんとか、時間軸が短い人が多い。咲くまでに10年かかった花が10年咲き続けることもある。「今は自分は3年寝太郎の時期なのだ」と思う。人づきあいはテクニックではない。あたたかい心が必要。競争していたりすると、自分に返ってくる。
  • 嫌いだったものが好きになることがある。人間関係は途中でくずれるかもしれない。しかし、最終的には人に助けてもらえる。銀行にお金がゼロでも(ほんとにゼロだと困るかもしれないけど ^^;)、病院にお見舞いに来てくれる人が多い方が良くないか?

→『すいか』の絆ちゃん思い出した。

  • 人は価値観が全部ちがう。みんなが嫌いだと言っても「好き」という勇気が大切。私たちの最高の宝は「選択の自由」。人の意見にまどわされず、自分の感性を磨くこと。親がどうしようもなかったりして、「親のせいで・・・」となることもあるかもしれない。ただ、それでは自分は幸せになれない。好きになれないこともある。

自分の本が売れて、みんながハッピーになる。それがとても嬉しい。

  • 営業のため、人をつなげまくった。英会話学校の中に「和田ファミリー」というのがうまれた。「期待に応えたい」と思っているときがいちばん結果が出た。「自分が一番になってやる!」と思っているときじゃなくて。
  • 人生にはいろいろなことが起こる。会社をつぶしてしまい「そんなこともある」と思った。最初にやったことは、ほかの英会話学校に自分のところの生徒を紹介して引き取ってもらうことだった。何もなくなったときに人間関係が残って、今の会社がある。
  • 仕事は、目の前に落ちてきたものを一生懸命やってきた。これには賛否両論あると思うが、いろんなモデルを見て、自由に選択してやってほしい。自分でもSNSをやっている。あなたの人間関係の悩みについて教えてほしい。
  • 『人づきあいのレッスン』はパーっと読むのではなくて、ぜひ何回も読んでほしい。人の感情は時間とともに動いている。何回も読むと腑に落ちるところが変わるはず。


<質問タイム> - すべての質問に即答で、的を射た回答でオドロキました!

Q 自分はいじられキャラだが、それがやだ。どうしたらいい?
A いじられキャラというのは、決して悪いポジションではない。
  自分のタイプを変えればいい。自分を3日間変えてみて。まわりは3日間で慣れる。
  「なんか、私、乗り移ってるんです。ヘビがはいったみたいです」とか言えばいい(爆)

Q 上司の反応がうすい。どうすればいい?
A 「何考えているんですか?」って聞けばいいんじゃない?
 とにかく言葉に出さないとだめ。人間関係には分らないことがたっくさんある。
 「もっとあなたのこと理解したいから」って言えばいい。

Q へこんだときに元気出す方法は?
A 励ましてもらう人を探す。「ありがとう」というタイミングをよく作るために神社に行く。何もない所に手を合わせると元気がわく。

Q 陽転思考をつづけられる秘訣は?
A いつもやっているから、続けられる

Q 苦手な人に好かれたらどうするか?顔がひきつる
A しょうがない。モテモテでいいじゃん。嫌っていうと追っかけてくる人もいるから注意。

Q 「質問しよう」と思っていて逃すことがある
A 「質問するぞー」と思っていると、会話に入れない。空気を同調させていって、
同じテンポで、「ところでさあ・・」と話題を変える。音楽のリズムが一緒で、楽曲が
変わるみたいな感じ。